論文等

原著論文

Yuta Tamura and *Yasuyuki Kimura,
Two-dimensional assemblies of nematic colloids in homeotropic cells and their response to electric fields,
Soft Matter 12, 6817-6826 (2016).

概要: 液体のように位置の秩序はないが、方向の秩序を持つ異方性液体であるネマチック液晶(液晶ディスプレイに利用されている)中にミクロンサイズの粒子を分散させると異方的な相互作用が働く。本研究で用いた粒子間には、電気双極子間の相互作用と同じ形の相互作用が働いている。この異方的相互作用を利用すれば、異方的かつエネルギー的に安定なさまざまな構造体の作成が可能である。本研究は、光ピンセットで粒子を操作して、球状粒子系では、従来報告例のないさまざまな構造体の作成を行った。例えば、リング(多角形)、アルキメデスタイリングされた2次元格子、穴あき正方格子、カゴメ格子などの作成に成功した。また、電場により液晶の配向制御可能なことを利用して、作成された構造体を等方的に収縮させることにも成功した。その結果、最大5Vで20%(1次元的な長さで)の構造体の収縮を実現した。
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