論文等

原著論文

Kento Yasuda, Ryuichi Okamoto, and *Shigeyuki Komura,
Anomalous diffusion in viscoelastic media with active force dipoles,
Physical Review E 95, 032417/1-14 (2017).

概要: アクティブな力双極子を有する粘弾性体中のブラウン運動について検討した。粘弾性体は二流体モデルで記述し、タンパク質を模倣したアクティブな力双極子の相関は特徴的な緩和時間をもつとした。プローブ粒子の平均二乗変位を計算した結果、熱ゆらぎのみ存在する場合、平均二乗変位は時間の0乗から1乗の間で変化することを求めた。一方、アクティブな力双極子によって、平均二乗変位は時間の0乗から2乗の間の全ての異常拡散が起こることを導いた。我々の結果は、近年の細胞中の異常拡散の振る舞いを適切に説明しており、生きている細胞と死んだ細胞では異常拡散のメカニズムが異なることが明らかになった。 【Ryuichi Okamoto:理論解析、水野大介:実験に関する議論】
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