論文等

原著論文

*Yohsuke T. Fukai and Kazumasa A. Takeuchi,
Kardar-Parisi-Zhang Interfaces with Inward Growth,
Physical Review Letters 119, 030602/1-5 (2017).

概要: (1+1)次元 Kardar-Parisi-Zhang (KPZ) クラスの界面成長を示すことがわかっている液晶乱流実験において、任意の界面初期条件を生成可能な実験系を構築した。この系を用いてリング状の界面初期条件を生成し、そこから内向きに成長する乱流界面の揺らぎを計測した結果、素朴に期待しうる円形界面サブクラスの統計則ではなく、平面界面サブクラスの統計法則が発見された。同様の結果は、off-lattice Edenモデルの数値計算でも見られた。また、内向き成長界面は、その後、有限の時刻でリングの中心付近に到達し、潰れることになるが、それに至るまでのクロスオーバーの様相を明らかにした。 【笹本智弘(議論)】
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