論文等

原著論文

*Yuji sasaki, Motoshi Ueda, Khoa V. Le, Reo Amano, Shin Sakane, Shuji Fujii, Fumito Araoka, and Hiroshi Orihara,
Polymer-stabilized micropixelated liquid crystals with tunable optical properties fabricated by double templating,
Advanced Materials 29, 1703054/1-7 (2017).

概要: 自己組織化がもたらすソフトマターのナノ・マイクロ構造は外場によって物性を制御できるため機能性材料を作る上で注目を集めている。液晶のトポロジカル欠陥は、コロイドや分子の自己集合化、光渦の発生などに応用できる興味深い構造である。その一方で、多数のトポロジカル欠陥を広範囲に渡って安定的に保持することは難しいとされてきた。本研究では、正方格子状に並んだトポロジカル欠陥から構成される液晶パターンを光重合化によって高分子安定化させる。まず、自己組織化によるパターン形成を第一の鋳型として、光重合性モノマーをピクセル状に配置し高分子安定化する。続いて、出来上がった高分子ネットワークを第二の鋳型とし、その中に他の液晶分子を埋め込むことを試みた。この二段階にわたる分子のテンプレート化によって、温度や電場で光学物性を制御可能なマイクロピクセル状の液晶構造を作成可能であることを示した。【表紙に選ばれた】
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