論文等

原著論文

Keita Kamino, Yohei Kondo, Akihiko Nakajima, Mai Honda-Kitahara, Kunihiko Kaneko, Satoshi Sawai,
Fold-change detection and scale-invariance of cell-cell signaling in social amoeba,
Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America 114(21), E4149-E4157 (2017).

概要: 細胞性粘菌キイロタマホコリカビの集合過程で行われる細胞間コミュニケーションにおいて、個々の細胞が、誘引シグナル分子濃度の絶対値ではなく、濃度の「変化の比」に対して応答していること(「倍変化検出」)、これによって幅広い細胞密度において細胞間コミュニケーションが実現されることを明らかにした。この発見は、感染や免疫反応、発生など、細胞外シグナル分子濃度が不確定になりやすい状況において、いかに再現性よく頑健に細胞間コミュニケーションが実現されるかの基礎的理解に寄与することが期待される。
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