論文等

原著論文

Itsuki Kunita, *Kei-ichi Ueda, Dai Akita, Sshigeru Kuroda and Toshiyuki Nakagaki,
Behavioural differentiation induced by environmental variation when crossing a toxic zone in an amoeba,
Journal of Physics D: Applied Physics 50, 354002/1-15 (2017).

概要: 生物は環境に応じて多様な行動をとることができる。粘菌モジホコリの変形体は、ある濃度の忌避物質キニーネ帯に遭遇すると、乗り越えたり引き返したりと真逆の行動のどれかを選択する。今回、この状況に周期的な忌避光刺激を空間全体に与えたところ、周囲依存的に、乗り越えと引き返しが行動がより鮮明になった。すなわち、戻る場合も乗り越える場合も、より早くその行動を選択した。環境刺激が複合化すると行動の分化が際立ってくる傾向があるかもしれない。粘菌のアメーバ運動の数理モデルに基づいて、この行動分化の数理機構を提案した。
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