論文等

原著論文

Tatsuaki Tsuruyama,
Information Thermodynamics of the Cell Signal Transduction as a Szilard Engine,
Entropy 20, 224 (2018).

概要: 細胞シグナル伝達系は非平衡状態にあり、MAPK経路などのシグナル伝達分子のリン酸化を含む多段階の生化学的シグナル伝達カスケード(BSCs)からなりたつ。 本研究では、情報熱力学理論を用いたシグナル伝達記述を検討した。 理想的なBSCはSzilardエンジンの1つのタイプとみなすことができ、BSCにおけるフィードバックコントローラは、シグナル変換中の仕事の抽出に貢献できる。信号分子の相互エントロピーおよび化学ポテンシャルは、このBSCの理想化されたモデルによって、Szilardエンジンによる化学仕事量によって再定義することができる。 結論として、情報伝達は、情報熱力学的方法を用いて計算可能であることが示唆された。
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