論文等

原著論文

Yasufumi Ito and *Kazumasa A. Takeuchi,
When fast and slow interfaces grow together: connection to the half-space problem of the Kardar-Parisi-Zhang class,
Physical Review E 97, 040103(R)/1-6 (2018).

概要: 1+1次元KPZクラスに従う界面が、成長速度の異なる二領域のもとで成長する場合の揺らぎの性質を数値的に解明した。離散多核成長模型を用いて、そのような状況のシミュレーションをしたところ、二領域の境界上では、KPZ半空間問題として理論的に知られていた揺らぎ法則が出現することが判明した。特に、円形の界面が成長する場合、境界ではGSEランダム行列の最大固有値分布が出現する。我々はまた、二領域の成長速度の差が小さい場合に、通常の全空間の統計則から半空間の統計則のクロスオーバーが出現することも見出した。 【笹本智弘(結果についての議論)】
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