論文等

原著論文

Kyongwan Kim, Natsuhiko Yoshinaga, Sanjib Bhattacharyya, Hikaru Nakazawa, Mitsuo Umetsu, and *Winfried Teizer,
Large-scale chirality in an active layer of microtubules and kinesin motor proteins,
Soft Matter, in press.

概要: 生物個体の発生において左右の決定は体の軸を決める重要な過程である。卵細胞におけるいかなるキラリティーも大きなスケールでのキラリティーを決める要素となり、例えば、細胞骨格の要素である微小管はキラリティーを持ったものである。しかし、分子レベルのキラリティーがどのようにして細胞レベルのキラリティーへと階層的に結びつくのかは未解明である。我々は、キネシン分子モーターと微小管の擬二次元層において、ミリメートルスケールの大域的なネマティック秩序が生じ、これが反時計回りに回転することを見出した。理論モデルを用いた解析から、このネマティック秩序は、メチルセルロースによる局所的な配向の効果から生じ、回転は微小管の自発曲率から起きることが分かった。
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