論文等

総説解説

宮崎 州正, 尾澤 岬, 池田 昌司,
ガラス転移理論の最近の発展,
熱測定 42, 135-141 (2015).

概要: ガラス転移の本質は未だに解決していない、物性物理における難題である。現在の理論の現状は、平均場理論の完成すらおぼつかず、臨界現象におけるキュリーワイス理論のレベルにあるといってよい。とはいえ、最近の研究の進展は目覚ましく、統計力学の様々な分野を巻き込みながら大きく動き始めている。本論文では、最近のガラス転移理論研究の進展を紹介するとともに、我々が最近行った、熱力学的な理想ガラス転移点の検証に関する成果を報告する。
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