論文等

総説解説

*木村 康之,齊藤 圭太,
光の角運動量が誘導する微粒子の自律的ダイナミクス,
レーザー研究 46, 205-209 (2018).

概要: 自己推進微小物体のような典型的なアクティブマターの中で、構成要素間の流体力学的相互作用に由来する特徴的な集合運動は、生物系および人工系の両方で観察されている。 本論文は、光の角運動量による1次元駆動系におけるマイクロメータサイズ粒子の各種の自律的集合運動に関する我々の実験的、および数値シミュレーションによる理論的研究を解説した。 低レイノルズ数のシステムでは、粒子間の流体力学的相互作用によって、「結晶」または「クラスター」に似た規則的な定常および動的配置が誘導される。バイナリサイズのシステムでは、粒子のサイズ比を変化させることによって集合運動の転移が観察された。また、集団運動に対する空間閉じ込めの影響を研究し、角運動量と空間閉じ込めの関数として複雑な運動位相図を得た。
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