論文等

原著論文

*Takao Ohta, Cornelia Monzel, Alexandra S.Becker, Anthony D.Ho, *Motomu Tanaka,
Simple physical model unravels influences of chemokine on shape deformation and migration of human hematopoietic stem cells,
Scientific Reports 8, 10630 (2018).

概要: 本研究では骨髄微小環境を模倣した環境下で、ドナー由来のヒト造血幹細胞の動態を化学誘導物質のある・なしで計測した。観測された自発変形と運動を説明するために、『這いまわる細胞』の一般モデルを確立した。内部の化学反応など、ナイーブなドナー細胞では見えないリードアウトを含まないシンプルな本モデルを用いると、ケモカインが細胞の変形と運動の非線形カップリング項として記述されることが示された。ここで得られた結果を展開することで、細胞の『動的表現型』を用いて臨床薬など外部因子の与える影響を定量的に記述することができると期待される。
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