論文等

原著論文

*Kenta Takeda, Jun Yoneda, Tomohiro Otsuka, Takashi Nakajima, Matthieu R. Delbecq, Giles Allison, Yusuke Hoshi, Noritaka Usami, Kohei M. Itoh, Shunri Oda, Tetsuo Kodera, and Seigo Tarucha,
Optimized electrical control of a Si/SiGe spin qubit in the presence of an induced frequency shift,
npj Quantum Information 4, 54/1-6 (2018).

概要: 半導体量子ドット中の電子スピンは高精度量子ビットを構成する際の魅力的な系となっている。量子ビット操作の高精度化においてはデコヒーレンス以外の阻害要因も重要となっており、これらの解明と抑制が重要となっている。私たちは、Si/SiGeスピン量子ビットの操作精度が、マイクロ波による共鳴周波数シフトにより制限されることを示し、その影響を制御パルスを最適化することにより改善できることを示した。マイクロ波強度を強くすると、ラビ周波数が増大するとともに量子ビットの共鳴周波数がシフトし、操作精度が悪化する。これを改善するための実験的手法を示し、その動作を確認した。この結果は、超高精度スピン量子ビットを実現する上で重要となる。
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