論文等

総説解説

*塚原隆裕,猪岡翔,
直接数値解析による平面ポアズイユ流の乱流縞形成の研究,
東北大学サイバーサイエンスセンター大規模科学計算システム広報SENAC 51, 22-30 (2018).

概要: 円管内や平行平板間などの壁乱流に見られる亜臨界遷移,そのメカニズムと普遍則の解明には,理論的アプローチが困難で,従来は風洞や水路実験に頼ってきた.近年の大型ベクトル並列計算機(東北大学サイバーサイエンスセンター保有のSX-ACE等)の発展により,直接数値解析(DNS)によるアプローチが,いま可能となってきた.本研究では,圧力勾配駆動の平行平板間流を対象にして,乱流維持限界に近い遷移レイノルズ数域で観察される局在乱流構造に着目することで,乱流が維持し得る下臨界レイノルズ数の特定を目指している.特に,乱流斑点から乱流帯への成長過程をDNSで調査することで,局所撹乱に対する下臨界レイノルズ数を検討している.
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