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A01公募(2014-15) 波多野 恭弘

論文等 | 原著論文

2015

*Takahiro Hatano,
Friction laws from dimensional-analysis point of view.,
Geophysical Journal International 202, 2159-2162 (2015).

概要: 現象論的な摩擦構成法則について、次元解析的な考察を行い、可能な関数形について拘束した。とくにある特定の条件のもとで、速度・状態依存摩擦法則が導出されることを示した。

Takahiro Hatano, Clément Narteau and Peter Shebalin,
Common dependence on stress for the statistics of granular avalanches and earthquakes,
Scientific Reports 5, 12280 (2015).

概要: 粉体系でのクラックリングノイズについて統計解析を行った。岩石破壊実験などと同様に、規模別頻度分布が応力の減少関数であることを確認。また、余震が存在することも確認し、その頻度が大森・宇津則に従うことを発見した。さらに余震の特徴的時定数が応力に関して指数的な負の依存性を持つことを発見した。これは地震分野での仮説と合致する。

Péter Ván, Noa Mitsui, Takahiro Hatano,
Non-equilibrium thermodynamical framework for rate- and state-dependent friction,
Periodica Polytechnica Civil Engineering 59, 583-589 (2015).

概要: 地球科学で広く用いられている経験的な摩擦構成則(速度・状態依存摩擦法則)を非平衡熱力学的観点から考察した。いくつかの仮定のもと、知られているものとほぼ同等な摩擦法則を導き、実験結果と比較した。