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A02公募(2014-15) 小林 未知数

論文等 | 原著論文

2015

*Daisuke Takahashi, Michikazu Kobayashi, and Muneto Nitta,
Nambu-Goldstone Modes Propagating along Topological Defects: Kelvin and Ripple Modes from Small to Large Systems,
Physical Review B 91, 184501-1-19 (2015).

概要: 渦や磁壁に局在した、時空対称性の破れに起因する南部・ゴールドストーンモードは、従来の内部自由度の対称性の破れに起因するものとは違って、無限系において分数分散を持つ可能性がある。我々は整数分散を与える有限系と分数分散を与える無限系をつなぐ補完公式を解析的に得ることに成功し、数値計算との定量的な一致を得た。

2014

*Michikazu Kobayashi, and Muneto Nitta,
Nonrelativistic Nambu-Goldstone Modes Associated with Spontaneously Broken Space-Time and Internal Symmetries,
Physical Review Letters 113, 120403/1-5 (2014).

概要: 我々は非相対論的な模型において、内部対称性および時空対称性の破れに対する2つの南部・ゴールドストーンモードが結合しうることを、一軸異方性を持った強磁性的O(3)シグマ模型を例にあげて示すことに成功した。 【Keio Research highlightとしてNatureで取り上げられた】

*Michikazu Kobayashi, and Muneto Nitta,
Nonrelativistic Nambu-Goldstone modes propagating along a Skyrmion line,
Physical Review D 90, 025010/1-9 (2014).

概要: 強磁性体もしくは相対論的なO(3)シグマ模型におけるスカーミオン上に励起された南部・ゴールドストーンモードの解析を行った。強磁性体中のスカーミオンの場合、スカーミオンに垂直な2つの並進モードが結合して、ひとつのケルビン波として伝搬する。またスカーミオンに局在した内部U(1)対称性と、拡大縮小変換に対する擬・南部・ゴールドストーンモードが結合して1つのゼロモードとなる。擬・南部・ゴールドストーンモードを考慮に入れることで、どちらのゼロモードももNielsen-Chadha関係式およびWatanabe-Brauner関係式を満たすことがわかった。

Michikazu Kobayashi, and *Eiji Nakano, and Muneto Nitta,
Color Magnetism in Non-Abelian Vortex Matter,
Journal of High Energy Physics 6, 130/1-12 (2014).

概要: 我々はハイゼンベルグ(反)強磁性体の拡張として、カラー磁性を提唱した。これはカラー超伝導体上の量子渦格子における渦芯中において実現され、(反)強磁性的相互作用は渦芯間相互作用によって決まる。